出征2日前にお見合いで結婚した夫と戦地へ行く前日の初夜。嫁になった女は処女ではなかった。なぜなら実父に無理矢理抱かれていたのだ。ヘンリー塚本監督・横山翔子

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太平洋戦争中の日本で赤紙が来た男(染島貢)と戦地に赴く出征前日に結婚した嫁(横山翔子)。結婚式を済ませた夜、2人は最初で最後になる2人だけの夜を迎えるのだった。この2人はお見合いで会ったのは二日前。そして本日結婚し結ばれるのだった。しかし、嫁は少し不安があった。それは嫁は処女ではなかったのだ。なぜならば、幼少のころから実父に無理矢理抱かれ、処女を奪われていたのだ。。その関係はつい最近の18歳まで続いていたのだ。嫁はそれを悟られたくないという不安だったのだが、いざセックスが始まると不安はかき消された。。。



夫は、「抱きます!」と言い、すぐに挿入してきたのだった。これが結婚したばかりの嫁との最初で最後の夜になるということは夫は薄々分かっていたのだった。新妻を激しく抱き、嫁の中に精液を流し込む。戦争で死んでしまうのが分かっているのだろう。。夫はこの世に生きた証を残そうと嫁を朝がくるまで抱き続けるのだった。夫は「こんな可愛い嫁をもらって幸せだなぁ。。」とつぶやくのだった。戦時中はこのような結婚は多数あったのだ。そして男達は最初で最後の嫁を抱き、新たな生を植え付け戦地で亡くなっていくのだった。ヘンリー塚本監督が描く、昭和戦時中の悲しくも美しいセックスストーリー。


この世は川の流れのように-銃後の妻